幼稚園が毎年減っています。現代のニーズにあっていないこともあり、減少傾向にあります。
幼保とはなにか、
愛嬰幼保学園では、創立17周年の当時から名前の通り、幼稚園と保育園を一つにした取り組みを行っております。
最近になりちまたでは、幼保一体化という言葉がでてきました。
幼保一体型とは、幼稚園と保育園は異なる歴史的経緯により設立された為、運営基準・職員の資格(幼稚園は幼稚園教諭、保育園は保育士)・所管庁(幼稚園は文部科学省初等中等教育局の幼児教育課、保育所は厚生労働省児童家庭局の保育課)が異なっている。 これを一元化し、教育水準の均等化とサービスの効率化を目指す政策である。
(幼保一体化の目的)
これまでの幼保一体化の取組については、
①仕事と子育ての両立のための支援が進み、就学前の
子ども(5歳児)の約6割が幼稚園から小学校に入学する一方、
保育所からも約4割の子どもが小学校に入学する中で、幼稚園・保育所を問わず、
希望する全ての子どもに対し、生涯にわたる人格形成の基礎である質の高い幼児教
育・保育を保障するという主として幼児教育の振興の視点、
②仕事と子育てを両面で支援するなど社会全体で次代を担う子どもの育ちを支えるという主とし
て次世代育成支援の視点、
③家庭や地域の教育力・子育て力の低下、保護
者の多様なニーズ等を踏まえ、家庭や地域の実
情、保護者の多様なニーズ等に応じ、希望する全ての子ども及び子育て家庭を支援するという
幼児教育の振興・次世代育成支援共通の視点、
という3つの視点がある。
○以上を踏まえ、幼保一体化の目的は、次の3点とする。
(1)質の高い幼児教育・保育の一体的提供
世界に誇る幼児教育・保育を全ての子に
(2)保育の量的拡大
男女がともにあらゆる場面で活躍できる社会
を目指し、女性の就労率向上や多様な保育のニーズに対応する保育の量的拡大を図るために
(3)家庭における養育支援の充実
支援を必要とする全ての親子が全ての地域であらゆる施設において支援を受けられるようにする。
■保育所は年々増加傾向だが、幼稚園は減少し続けている
(1) 必要性
幼保一元化の必要性は、次の点に整理できる。
これまでの幼稚園、保育園に幼保一元化施設を加えることにより、保護者の就労形態にかかわらず、
子どもが保育・教育の機会を等しく得ることができるよう、保護者の選択肢の拡大が図れる。
年齢、生活環境等が異なる子どもや、複数の保育者と共に生活することが、より望ましい発達を促す効果が期待できる。
保育園の待機児対策としての効果がある。
(2) 基本的な考え方
幼保一元化は、子どもの視点に立ち検討を進める必要がある。それを基本としたうえで、幼保一元化を検討するにあたっての基本的な考え方は次のとおりである。
文京区における幼児教育の歴史や保育のレベル、地域性などに対応した文京区にふさわしい幼保一元化を検討すべきである。
年齢、生活環境等が異なる子どもや、複数の保育者と共に生活することが、より望ましい発達を促す効果が期待できる。
保育園・幼稚園双方のよさが生かされた施設となる工夫が求められる。
各年齢の発達段階に応じた教育・保育については、子どもにとってより良い生活が保障されるよう配慮することが望まれる。
就学前教育・保育と小学校教育との連携を推進し、学びの連続性を確保する観点が重要である。
子どもとともに親が育つ環境の整備が必要である。
幼保一元化施設が、子育てに関する地域のネットワークづくりに寄与する機能を果たすことが望まれる。
国において検討している「総合施設」の動向を踏まえ検討する必要がある。
※参考文献 文京区幼保一元化検討委員会第1次答申
など国の取組として進めています。
創業当初から愛嬰幼保学園では幼保一体となって運営を行い、
今後も働く保護者のために保育園、幼稚園、一般託児、学童保育、塾の新型の幼保園として
公立保育園では見られない、保育士と園児、家庭とのつながり、また、公立保育園に劣らない保育スペースを確保しております。
子どもらしい表現力の発揮、個性を尊重し、自由にのびのびとした集団生活の確立、裸足による健康的な体造りなどを行っております。